スピードメーターが動かない

 

 

 

ある日、スピードメーターの針が動いてないことに気付きました。

ほぼ同時期に、路面の段差を乗り越える度に、左フロントタイヤ付近からなんか金属音がするように。

 

左フロントタイヤを見てみると、スピードメーターケーブルを駆動している、ハブと一緒に回っている「グリスキャップ」というものが外れてました。

これが、段差を乗り越える時にホイールに当たって、コンコン鳴っていたんですね。

 

ビートルのスピードメーターは機械式(ケーブル式)で、ホイールと一緒に回ったスピードメーターケーブルがフロントフードの中を通ってスピードメーターの裏側につながってます。

 

説明しにくいんですが、スピードメーターケーブルは、ハブに固定されてタイヤと一緒に回っているグリスキャップに挿さっていて、タイヤの回転速度をスピードメーターに伝えてます。

 

これが通常の状態。ホイールの真ん中にあるドーム状のものがグリスキャップ、その真ん中にちょっと突き出ているのが、グリスキャップに挿さっているスピードメーターケーブル。

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スピードメーターケーブル1

 

 

スピードメーターケーブルの先っぽは四角になっていて、グリスキャップの四角穴に挿さって一緒に回転するという仕組みになってるんですね。

 

これがハブの裏側から突き出しているスピードメーターケーブル。

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スピードメーターケーブル2

 

 

ここにかぶせるグリスキャップには四角い穴が空いていて、ハブの内側から出てくるスピードメーターケーブルが挿さるようにできてるんですね。

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グリスキャップ

 

 

 

とりあえず、グリスキャップをはめて終了。

グリスキャップは単純にハブに押し入れて固定されてるだけなので、また外れないよう軽く蹴り入れておきました。

 

 

 

 

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