ドアが閉まらない(ドアパネルの外し方)
買い物に出かけた先で、ドアをロックして閉めようとして、いつものようにドアのレバーを引いたままドアを閉めたら、閉まらずにドアが跳ね返ってきた。
あれ?? と思ってやり直しても変わらず。ドアのサイドにある、ドアをロックする機構を手で触ってみると、なんかカチッと動かなくて、ヘン・・・
色々触っていると、とりあえずドアのロックボタンを押し下げておけば、半ドア状態だけどドアは開かないことが分かったので、帰宅。帰宅後、ドアロック機構の動作を見てみようと、ドアパネルの取り外しに初挑戦。
ドアパネルは、ウィンドークランク(窓開けるクルクル)、ドアレバー(ドア開けるレバー)、アームレスト、の3点を外したうえで、パネルを剥がします。
ウィンドークランクは、軸にある六角ボルト1本でとまっているだけ。単純に外します。
ドアレバーは、まずカバーを外します。
カバーはツメで引っかかってるので、マイナスドライバーでこじって外します。
カバーを外すと奥に見えるネジ一本を外すだけで外れます。
アームレストは、ネジ2点を外すだけ(写真は外した後)。
これでやっとドアパネル本体をはがせます。
普通、ドアパネルをはがすときは内装はがしというプラスチック製のツールを使うんですが、持ってなかった&今すぐはがしてしまいたかったので、家にあったドライバーセットに入ってた釘抜きを使いました。
釘抜きを使うのは、オススメはしません。
硬くて柔軟性がない金属製の釘抜きでは、ドアパネルをはがす時にドアパネルやドアの塗装に傷をつけてしまうことがあります。
今回はボロ布で保護してなんとかキズ付けずできましたが、やりにくかった。
ちなみにこんなやつ。後日購入しました。
ドアパネルは16個くらいのツメでドアに留まってるので、気長に一ヶ所ずつテコを使ってパネルを浮かしていきます。
やっと外れた。
ドアロックの機構周りを隙間から覗いてみるが、もともと構造を知らないので、どこが悪いかなんて分かりゃしない・・・
が、ドアが閉まった時の動作を何度か繰り返してみていると、多分素早く動かないといけないであろう金具の動きが、不安定であることに気づく。
これは、スプリングとかが外れた系かな??
と思って、ドアの下端のあたりを探してみると・・・落ちてました、片側のフックが折れたスプリングが。これかぁ~~
このスプリングがどこにかかっていたのかも分からないので、これ以上は諦めて明日ショップに修理をお願いすることにして、終了。
このままだとドアも閉めれないし窓も開けられないので、最低限の状態までは復旧。
翌日、ショップでスプリングを交換してもらって無事に直りました♪
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シフトノブとサイドブレーキレバーをウッドに交換
シフトノブとサイドブレーキレバーをウッド調にしました。
シフターは納車後すぐにハーストタイプのシフターに変更していたんですが、付いてくるシフトノブはプラスチック製の真っ黒で味気ない球体です。
見た目だけの問題でもなくて、3速→2速のシフトダウンの時に、手が滑って2速に入れ損ねたことが何度もあって、なんだかなー と思っていました。
サイドブレーキレバーについては、元々の仕様が分からないんですが、僕のビートルのはカバーとかが無くて、レバーがむき出しの鉄製なので真冬はレバーが冷たくて冷たくて・・・。
そこで、これらをウッド調にすることにしました。FLAT4で売っているこれ。
シフトノブは回して外して交換するだけ。
ブレーキレバーカバーの方は、何かうまい感じで固定される仕組みがあるわけではなかったので、ガタつきを抑えるために両面テープを使ってブレーキレバーにカバーを固定。
こんな感じで変わりました。
・・・赤い。赤すぎる。もっと落ち着いたシックなウッド調だと思ってたんだけど。。
でも取り付け前よりは良い。
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リアシートの脱着
少し前に、バッテリー交換のためにリアシートを外した後、付けるのに苦労した話を書きました。
これ、単に付け方を間違ってたから大変なだけだったんですよねー 汗
ビートルもたくさんのモデル、仕向け地があり、リアシート周りの仕組みも色々なタイプがあるようです。
僕のビートルは78年式(ドイツ生産モデル)で、リアシートについて言えば、背もたれを前側に倒してトランクフリー(?)にできるタイプです。
座面部分は、キツく嵌め込まれてはいるけど、どこにも繋がっていない構造になっています。ネジなどを使わずに固定されてます。
フロント側は金属のレール状の部品で、リア側はシートの背もたれ部分で固定されてる感じですね。
フロント側のレール状の部品というのはコレ ↓
このレールに座面のフロント側を押し当てた状態で、リア側に体重かけて背もたれ部分の下側に押し込みます。
パッと見、とてもはまらなさそうに見えるけど、押し込めばちゃんとはまります。
おっと、押し込む前にシートベルトを出しておかないといけませんね。
あとは座面に体重をかけて、力づくで背もたれ部分の下に押し込む!!
フロントガラスからの雨漏り
ある雨の日、美味しい鯛出汁ラーメンを食べた後ホクホク気分で家に向かって走っている時。ふとフロントガラスの端っこを見ると・・・ん?
水滴が車内側に滲み出てきてる!!
この動画を撮影した時は大分マシになった時で、雨が強かった時は雫が垂れる間隔がもっと早かった。
いつから漏れてたんだろう・・・
この雫が垂れた下にはちょうどフロントガラスの曇り止めのためのヒーター風吹き出し口があって、多分水滴はその穴から下に垂れて行ってしまった。。
その穴から垂れていった水は、ちゃんと車外に排出されるのかな?
水が溜まって錆びたりしなければ良いけど。
それより、この滲みを防止する方法が思いつかない・・
フロントガラス端っこの形状的な問題で、ここに小さい水たまりができるからなぁ ・・・困った。。
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バッテリー交換
寒くなってきて、特に寒い日の朝などにエンジンがかかりにくくなってきた。
かかりにくいどころか、絶対に一発ではかからない。
納車後、今回で冬は3回目。1回目と2回目の冬は、始動で困るようなことはなかったと思う。
多分、納車時は65番手のアイドルジェットが付いていたところを55番手のものに換えた(燃調を薄くした)のが原因。
寒い日の朝とかは、大体4回目か5回目のクランキングでやっとかかるかな。
ある寒い日、22時くらいに会社から帰ろうと駐車場でエンジンかけようと頑張っていると、クランキング4回目くらいでセルが回らなくなってしまった。
ええ~~ この時間からJAF呼びたくないな~~ と思ってちょうど帰ろうとしていた後輩にブースターケーブルつないでもらうお願いして、でも最後にもう一度トライしたらなんとかセル回って始動できて、この日は帰宅できたんですが。
翌日の朝も、バッテリーがギリギリ持ちこたえて始動できた感じだったので、これはヤバいと思ってバッテリーを交換することにしました。
ちょっと調べてみても、自分のビートルに適したバッテリーサイズの正しい情報が分からず、とりあえず今付いているものと同等のものにすることにしました。安価なもの(ACDelcoとかAtlasとか)とオンラインショップとはいえ一応ブランド品(BOSCHとかPanasonicとか)で数千円しか価格差が無かったので、通勤に使っている身としては気持ち程度でも安心できるものを、ということでBOSCHのSLX-5Kを選択。
○BOSCH (ボッシュ) 輸入車バッテリー シルバーX SLX-5K
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B006JGP9R8
エンジンのかかりやすさの観点だと、バッテリーに求められる性能で大事なのは容量ではなくCCA(コールド・クランキング・アンペア)。つまりセルを回す力のこと。
今付いているバッテリーのサイズは56219。多分、本当はもっと下のグレードでも大丈夫だけど、まぁ大は小を兼ねるということで。
ちなみに、今まで国産車しか乗ってこなかったので、欧州車用のバッテリーは規格が全然別物だということを初めて知りました。。。 メーカーによってサイズ・性能を表す表記が違っていて、イチイチ表を見ないと比較できなくて面倒。
さて、注文したバッテリーが到着したので交換します。
ネットショッピングで買ったバッテリーは在庫中に蓄電量が減っている場合があるので、昨年に2000円で買ったデジタルメーターでチェック。12.8VあるのでOK! さすがBOSCH直営ストア。
それにしても、ちゃんと使えるデジタルメーターが2000円で買えるなんて、ありがたい話です。
ビートルのバッテリーは後部座席シートの下にあるので、シートを外します。
これがまた、外すのも、再度取り付けるのも、コツと力が必要で疲れるんですが。
こちらは交換する前。
交換後。
外したバッテリーはこんなタイプでした。
シートを取り付ける前。
ここからしばらく取り付けに苦戦。
ショップの人は一瞬ではめてたから、コツと慣れなんだろうけど・・・。
バッテリー交換後は、セルが元気に回るようになりました。ひとまず安心。
でも冬の間、冷間始動の度にセルを4回も5回も回していたら、またバッテリーダメになってしまうかも。やっぱりアイドルジェット戻さないとダメなのかなぁ 面倒だなぁ
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キャブレターのアイドルジェット交換 その4
今年の5月に、燃費向上を目的としてキャブのアイドルジェットを交換しました。
元々付いてた65番手のものを、薄くなる方向に3段落とした50番手に(ジェットの番手は5刻み)。
まぁ本当は60番手が付いてる想定でいて、2段落とすだけのつもりだったんですが。
ちなみに燃費は、在宅勤務が増える中でジェット交換前と同じ条件(混み具合、気温)ではなかなか測れず、交換前の4月と交換後の7月での比較になりますが、4月が7.6km/L で 7月が8.3km/L。
春先と初夏で 0.7km/L の差だと、正直、ホントに効果あったのかな??という程度・・・残念です。。。
燃費に関することは、また別の機会にでも書こうと思ってますが。
さて、本題。
最近11月に入って、最低気温が一桁のような冷え込みの強い日の朝、エンジンのかかりが悪くなってきました。
僕のビートルはウェーバーのツインキャブを着けているのでチョークが付いてません。
セル一発目は、始動前にアクセルを一度踏んで加速ポンプ(ガソリンをピューっと水鉄砲のように噴射する機構)を作動させてから始動すれば、一時的に濃くなってとりあえず始動はします。ただ、数秒後には力を失ってストールしてしまうんです。
今はまだ気温がそんなに低くないので、2回目の始動でなんとかエンジンがかかりますが、これは真冬に始動不能になる気がする・・・。
ということで、今つけている50番手のジェットと一緒に買っておいた55番手のジェットに交換することにしました。
本当は元々ついてた65番手に戻した方が安全なんでしょうけど、それはなんかシャクにさわるので。。
交換作業は、前回は初めてでずいぶん時間がかかったけど、今回はやることが分かってるので1時間ジャストで完了。
何も写真が無いのもブログ的に寂しいので、あまり意味ないけど55番手のジェットの写真と交換後のネジ溝位置が分かる写真。
今回は濃くする方向だったせいか、5番手だけの変更だったからか、エンジンは一発で始動。完全に暖まるまで走ってから、ミクスチャーの調整とアイドリング回転数の調整。
真冬になっても一発始動してくれると良いな~
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スピードメーターが動かない
ある日、スピードメーターの針が動いてないことに気付きました。
ほぼ同時期に、路面の段差を乗り越える度に、左フロントタイヤ付近からなんか金属音がするように。
左フロントタイヤを見てみると、スピードメーターケーブルを駆動している、ハブと一緒に回っている「グリスキャップ」というものが外れてました。
これが、段差を乗り越える時にホイールに当たって、コンコン鳴っていたんですね。
ビートルのスピードメーターは機械式(ケーブル式)で、ホイールと一緒に回ったスピードメーターケーブルがフロントフードの中を通ってスピードメーターの裏側につながってます。
説明しにくいんですが、スピードメーターケーブルは、ハブに固定されてタイヤと一緒に回っているグリスキャップに挿さっていて、タイヤの回転速度をスピードメーターに伝えてます。
これが通常の状態。ホイールの真ん中にあるドーム状のものがグリスキャップ、その真ん中にちょっと突き出ているのが、グリスキャップに挿さっているスピードメーターケーブル。
スピードメーターケーブルの先っぽは四角になっていて、グリスキャップの四角穴に挿さって一緒に回転するという仕組みになってるんですね。
これがハブの裏側から突き出しているスピードメーターケーブル。
ここにかぶせるグリスキャップには四角い穴が空いていて、ハブの内側から出てくるスピードメーターケーブルが挿さるようにできてるんですね。
とりあえず、グリスキャップをはめて終了。
グリスキャップは単純にハブに押し入れて固定されてるだけなので、また外れないよう軽く蹴り入れておきました。
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